5/23/2019

海外子会社の社長 -日本企業とドイツ企業の違い-


こんにちは。公認会計士の山本です。

ホームページの経歴にある通り、私は1990年代後半、銀行員として香港に駐在していました。
仕事は現地に進出している日本企業の与信担当です。運転資金、工場建設資金、銀行保証等、日本企業が中国に進出し始めていた時期でしたし、「東京三菱銀行」という看板もあったので、次から次に仕事が湧いてくる感じでした。
当時はほぼ毎日、何社ものお客さんを訪問していましたが、仕事は全て日本語で進めることができました。と言うのは、私が会っていた日系企業の社長さん達は、欧州企業との合弁会社1社を除き、全て日本人だったからです。
当時の私は、このことに全く疑問を持っていなかったのですが、
その後、公認会計士資格を取り「ゾンデルホフ&アインゼル」という事務所に入り、ドイツ企業の日本子会社の会計監査をするようになった時、当然、そこにはドイツ本社から派遣されたドイツ人がいるものと思っていたのですが、
同事務所に在籍した8年間、最終的に数十社、会計監査をしましたが、社長はおろか、一社として、本社から派遣されたドイツ人が駐在している会社はありませんでした。
最初は日本子会社だけが特別なのでは、とも思ったのですが、実際は、アメリカ子会社も、中国子会社も、本社派遣のドイツ人が社長でないことを知り、
「何故、それで大丈夫なのか?」、「この違いは何処から来ているのか?」、「それにより何が違ってくるのか?」、等々、考えるようになりました。
この点については、何だかライフワークのような感じで、今もあれやこれやと考え続けているのですが、結論らしきものには辿り着けていません。ということで、また次回、考えたことを書いてみたいと思います。