5/25/2018

マダニに噛まれる


 こんにちは。公認会計士の山本です。

ちょうど一年前の今日、
自分がマダニに噛まれていることを発見しまして、
それから数週間は、致死率が30%にも及ぶといわれる、
マダニが媒介する感染症に罹かっていたらどうしよう、と
気が気でない時間を過ごしました。
「自分がマダニに噛まれていることを発見し」というのは、
事務所のトイレに入った時、右のウェストの辺りに、
ホクロのようなものがあることを発見し、
「あれっ、こんなところに、こんな大きなホクロ、あったかな?」
と思いながら、引っ張ってみると、
最初は肉ごと引っ張られる感じだったのですが、
更に引っ張り続けていると、
そのホクロらしきものが、
痛みもなく、取れてしまい、
ウゴウゴと、足を動かし始めたんです。
その時は、小さな甲虫か何かだろうと思って、
その場に捨ててしまったのですが、
家に帰って、調べてみると、
「マダニ」だったことが分かり、
恐らく、数日前の日曜日に、
藪の中に隠れて、一時間近く、エナガという小鳥を見ていた時、
私に取りついて、
発見されるまで、
私の血を吸い続けていたのだと思うのですが、
マダニが体に付いているのを発見しても、
自分で取るのはNGで、
皮膚科で取ってもらわないと、
マダニの口が、人間の皮膚に残ってしまう、ともあったので、
マダニを自分で引っ張って、取ってしまった私は、
ホント、生きた心地がしませんでした。
まあ、ただ、幸いなことに、
そのマダニは感染症のキャリアではなかったようで、
何事もなく、数週間が過ぎ、今に至っているのですが、
あれから鳥を見に行くときは、皮膚の露出を徹底的に少なくし、
最高濃度の虫除けスプレーを掛けまくるようになりました。
まあ、でも、マダニというダニがいて、
近年、死亡事例が増えていることは、
頭では分かっていたのですが、
同じ屋外の脅威でも、
スズメバチみたいに、
羽音を唸らせて、「私は脅威です」と、向うから主張してくれれば、
対策を取らなければ、という気になるのですが、
マダニのように、姿の見えない「脅威」は、
「転ばぬ先の杖」とは、なかなか、行かないものだ、
と、思った次第です。