こんにちは。公認会計士の山本です。
先週、ドイツのニュルンベルクに出張に行ってきたのですが、
幾つか、新鮮に感じたこと、驚いたことがあったので、ブログに書いてみたいと思います。
空港から市内まで、7、8駅、所要時間10分ちょっと、
福岡空港並みに便利だった訳ですが、
東京の地下鉄に慣れた人間からすると、結構、驚きの連続でして、
先ず、改札がない。
標識に従って、階段を降りると、改札がなく、そのままホーム。
次に、発車ベルがない。
ホームに降りて直ぐ、電車が来たのですが、
ちょうど、私が乗ろうとしたドアに、何人か集中したので、
少し前のドアに行こうとホームを歩き出した途端、
ドアが、もの凄い勢いで突然、閉まり、
何となく、もう一度、開くのでは、という
日本人的な期待も虚しく、電車が行ってしまう。
東京なら「駆込み乗車はお止め下さい」と声を張り上げている駅員さんがいるので、
ドアに挟まれたら、どうなるんだろうと思って改めて見ると、
この駅には、駅員がいない。
構内放送もない。
電車に乗っても、一切、放送がない。
何というか、この「最低限、必要なものがあれば十分でしょ」的な感覚、
大分、感覚の違いを感じました。
まあ、でも、これに慣れてしまったら、
「駆込み乗車をしてドアに挟まれた、何ていうのは、挟まれた人間から厳重なペナルティを取れば良いんじゃないか」とか、
「傘なんて、電車の中に忘れる方が悪いんじゃないか」とか、
「そんなことに、駅員さんの労力を使うなんてバカバカしいし、何デシベル出てるか分からないような大きな声、出さないでよ、うるさくて迷惑」などと、思うようになるのかも知れません。
まあ、私は、今のところ、まだ、ドイツの地下鉄の方に、より違和感を感じてはいるのですが。。。